房総沖の水深6000m海底にプラごみ集積地 日欧チーム確認

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千葉・房総半島沖の深海底で見つかったプラスチックごみ。有人潜水調査船「しんかい6500」の船外カメラで撮影された=海洋研究開発機構提供
千葉・房総半島沖の深海底で見つかったプラスチックごみ。有人潜水調査船「しんかい6500」の船外カメラで撮影された=海洋研究開発機構提供

 千葉・房総半島沖の水深6000メートル付近の深海底がプラスチックごみの集積地になっていることを確認したと、海洋研究開発機構(神奈川県横須賀市)など日欧の研究チームが海洋汚染の国際学術誌に発表した。見つかったプラごみの分布密度は1平方キロ当たり平均4561個に上り、この海域が陸上から流れ出たプラごみの集積地になっていると考えられるという。

 プラごみは世界中で毎年1000万トンを超える量が海に流入するとされ、海面に浮かんでいるのは44万トンで、大部分の行方が分かっていない。日本近海では、四国沖と房総半島沖に海流が大きく渦を巻いている海域があることから、日本を含む東アジアから黒潮に乗って運ばれてきたプラごみが渦に巻き込まれ、この二つの海域の海底にたまっていると予想されていたが、実態は不明だった。

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