ともに・2021バリアーゼロ社会へ

障害者の鉄道利用、アプリが後押し 駅から点字ブロック上、音声誘導

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東池袋駅から豊島区役所までのルート上にある点字ブロックに張られた「シカイ」用のQRコード(手前)=東京都豊島区で2021年4月15日、柳澤一男撮影
東池袋駅から豊島区役所までのルート上にある点字ブロックに張られた「シカイ」用のQRコード(手前)=東京都豊島区で2021年4月15日、柳澤一男撮影

 障害者が鉄道を利用する際に便利なアプリが次々と開発されている。視覚障害者を駅から目的地へスムーズに誘導する音声案内や、スマートフォン上で障害者手帳の情報を表示できる機能のアプリで、東京パラリンピックの開催を前に交通環境のバリアフリー化が進んでいる。

障害者手帳の情報、スマホに表示

 東京都豊島区は4月、東京メトロ東池袋駅(東池袋4)の出口と区役所(南池袋2)間の約200メートルで視覚障害者の移動を支援するiPhone(アイフォーン)用アプリ「shikAI(シカイ)」を使った音声ルート案内を開始した。同区によると、全国の自治体で初の導入という。

 シカイはアイフォーンで無料ダウンロードでき、カメラ機能をオンにして地面に向けて点字ブロック上を歩くと、ブロックに張られたQRコードを自動的に読み取る。「左直進50メートルです」「階段11段です」「坂道になります」といった音声がアイフォーンから発せられ、それに従いスムーズに目的地にたどり着ける仕組みだ。

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