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愛知リコール不正

愛知県知事の解職請求(リコール)を目指した運動。署名偽造に関与した疑いで、活動団体事務局長らが逮捕されました。

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リコール不正 「何のために頑張った」 署名集め奔走、ボランティア憤り /愛知

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「愛知100万人リコールの会」事務局長の田中孝博容疑者の自宅から押収物を運び出しトラックに積む愛知県警の捜査員ら=愛知県稲沢市で2021年5月19日午後2時15分、高井瞳撮影
「愛知100万人リコールの会」事務局長の田中孝博容疑者の自宅から押収物を運び出しトラックに積む愛知県警の捜査員ら=愛知県稲沢市で2021年5月19日午後2時15分、高井瞳撮影

 「何のために頑張ったのか」――。19日、大村秀章知事のリコール(解職請求)運動を巡り、署名活動団体「愛知100万人リコールの会」事務局長の田中孝博容疑者(59)=稲沢市=ら4人が地方自治法違反(署名偽造)容疑で逮捕された事件。直接民主制を揺るがす異例の事態に、署名集めに奔走したボランティアらから憤りの声が上がった。どのようなプロセスで署名偽造への関与が行われたのか。リコール制度への不信感につながりかねない不祥事に、一刻も早い全容解明が求められる。=一部地域既報

 リコール運動の実務を仕切っていた事務局長らの逮捕に、常滑市でボランティアとして活動した自営業、竹内良二さん(47)は「リコールへの信頼をなくしかねない、あってはならない事件だ」と強調。「もううそはこりごりだ」と、事務局長の田中容疑者らに真実を語るよう強く求めた。その一方で、精力的に署名を集めたと振り返り、「何のために頑張っていたのだろうかと、気が抜ける思いだ」と力なく語った。

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