横浜市長選、菅首相が現職・林氏に難色 自民が他候補擁立を検討

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
18日に交代した横浜市議会議長らからあいさつを受ける林文子市長(中央)=同市中区の市役所で2021年5月18日午後0時8分、樋口淳也撮影
18日に交代した横浜市議会議長らからあいさつを受ける林文子市長(中央)=同市中区の市役所で2021年5月18日午後0時8分、樋口淳也撮影

 任期満了に伴う横浜市長選(8月8日告示、22日投開票)で、自民党は「与党」として支えてきた現職の林文子氏(75)以外の候補擁立に向けた検討を始めた。林氏は4選への意欲を示しているとされるが、後ろ盾となってきた菅義偉首相が多選回避などを理由に難色を示したためだ。ただ、投開票まで3カ月に迫っても具体的な名前すら挙がらない状態に、党内からも困惑の声が上がる。【樋口淳也、高田奈実、中村紬葵】

「菅氏が林氏にバツを出した」

 「なかなか林さんは厳しいようだ。だが、代わりに誰をという話もまだ出ていない」。菅氏の意向を直接確認した自民のベテラン市議は5月中旬、ため息交じりに話した。党内では当初、カジノを含む統合型リゾート(IR)誘致などを推進する林氏が「最有力候補」(中堅市議)と位置づけられてきた。

 ところが、1月に林氏が体調不良で1カ月入院。自民にとっては「ちょうど市長選に向けた情勢調査をかけようとしていたころ」(市連関係者)で足踏みする形となり、林氏の続投を疑問視する見方が広がった。

 すると4月ごろ、市長選で鍵を握る菅氏が…

この記事は有料記事です。

残り1075文字(全文1537文字)

あわせて読みたい

注目の特集