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安川電機社長 コロナ禍から立ち上がる中国に感じた勢い

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インタビューに答える安川電機の小笠原浩社長=北九州市八幡西区で10日、矢頭智剛撮影
インタビューに答える安川電機の小笠原浩社長=北九州市八幡西区で10日、矢頭智剛撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、世界の製造業は自動車や半導体の需要をけん引役に足元では投資拡大が続く。ただ、感染拡大のリスクや半導体不足、米中の貿易摩擦など、コロナ禍の世界は不確実性に満ちている。製造業を下支えする実体経済の現場には蜃気楼(しんきろう)のように先が見えない今の景気がどう映っているのか。自動車や半導体製造に欠かせない産業用ロボットを主力とする安川電機(北九州市)の小笠原浩社長に聞いた。

桁違いの5G整備

 「インフラそのものを5G(第5世代通信規格)仕様に変えようとしている中国だ。これは(投資の)規模が違う」

 安川電機は欧米や中国など世界各地で製品を販売する。現在、最も受注に勢いがあるのが、販売比率で25%を占める中国だ。世界で初めて新型コロナの集団感染が確認された危機の震源地だが、都市封鎖(ロックダウン)などで感染拡大を封じ込め、いち早く経済活動を再開。自動車や通信機器、家電などの需要増で投資が加速している。

 小笠原社長が感じるのは、日本と中国の違い。日本ではなかなか整備…

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