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学術会議任命拒否

日本学術会議が推薦した新会員候補6人を菅首相が任命しなかった。極めて異例の事態の背景や問題点を追います。

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学術会議論議、政府有識者会議が初会合 座長「任命拒否は対象外」

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日本学術会議のあり方について議論する総合科学技術・イノベーション会議の有識者議員ら=東京都千代田区永田町1の合同庁舎8号館で2021年5月20日、池田知広撮影
日本学術会議のあり方について議論する総合科学技術・イノベーション会議の有識者議員ら=東京都千代田区永田町1の合同庁舎8号館で2021年5月20日、池田知広撮影

 日本学術会議のあり方について議論する総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)の有識者議員懇談会の初会合が20日に開かれた。出席した井上信治・科学技術担当相によると、非公開で行われた意見交換で、出席議員8人の一部から「改革が進んでいない」「新型コロナなど新しい課題に対し、国民から期待される役割を発揮していない」などの批判が出たという。懇談会は今後、国の機関である学術会議の設置形態や会員の選考方法について検討。井上氏はその結論を参考に、学術会議改革の政府方針を示すとしている。

 学術会議のあり方の検討は昨年9月、菅義偉首相が会員候補6人の任命を拒否したことが発端だが、会合の座長を務めるCSTIの常勤議員、上山隆大・元政策研究大学院大副学長は「任命(拒否)問題は一切、議論の対象としない」との方針を示した。20日は、CSTIの有識者議員でもある梶田隆章・学術会議会長が出席。今年4月にとりまとめた組織改革の報告書の内容を説明したが、上山氏は今後について「議論の内容によっては梶…

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【学術会議任命拒否】

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