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LGBT法案巡り自民会合で相次ぐ差別発言 撤回求め署名5万人超

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「LGBT理解増進法案」について審査する自民党の会合であいさつするLGBT特命委員会の稲田朋美委員長(中央)=東京都千代田区の自民党本部で2021年5月20日午前8時34分、藤沢美由紀撮影
「LGBT理解増進法案」について審査する自民党の会合であいさつするLGBT特命委員会の稲田朋美委員長(中央)=東京都千代田区の自民党本部で2021年5月20日午前8時34分、藤沢美由紀撮影

 「『LGBTは種の保存に背く』『道徳的にLGBTは認められない』発言の撤回と謝罪を求めます」――。「LGBT理解増進法案」を巡り、自民党で20日に開かれた会合での出席議員からの差別発言や、会合後の山谷えり子参院議員の発言に対し、批判の声が高まっている。自民党議員に発言の撤回や謝罪を求める署名キャンペーンも始まり、21日夕までに5万人を超える署名が集まっている。

「道徳的に認められない」など差別発言相次ぐ

 20日午前、東京・永田町にある自民党本部では、LGBTなど性的少数者に関する「国民の理解の増進に関する施策」について定めた「LGBT理解増進法案」を審査する会合が開かれた。この法案を巡っては、超党派でつくる議員連盟の実務者である自民党の稲田朋美衆院議員と立憲民主党の西村智奈美衆院議員が協議。自民党案をベースに、野党側の要求により、「目的」と「基本理念」に「差別は許されない」という言葉を追加することで今月14日に合意案がまとまり、議連は今国会での成立を目指している。

 この日の自民党の会合では、法案について審査。2時間にわたった議論の中では合意案の内容に反対する意見も相次いだ…

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