OSK新トップに楊琳さん 「夢はかなう」華僑4世、本名で舞台へ

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「100周年に向けて、舞台にいっそう情熱を込めたい」と話すOSK日本歌劇団トップスターの楊琳さん=大阪市中央区で2021年5月12日、菱田諭士撮影
「100周年に向けて、舞台にいっそう情熱を込めたい」と話すOSK日本歌劇団トップスターの楊琳さん=大阪市中央区で2021年5月12日、菱田諭士撮影

 三大少女歌劇に数えられ、1世紀近い伝統を誇るOSK日本歌劇団で4月、トップスターに楊琳(やんりん)さんが就任した。華僑4世というルーツがあり、凝った芸名を使うのが通例の世界にあって、本名で舞台に立つ。祖母が「玉のように美しくなるように」と願って付けた名前だ。端正な立ち姿とキレのあるダンスで人気を博す。入団以来、男役一筋に14年。その道のりは一時解散まで経験したOSKの「雑草魂」とも重なる。

 「就任が決まった時は『私なんかに』と不安ばっかり。でも自分を振り返る時間ができて前向きになりました。できることは全てやろうって」。ステージ上の色香漂う男役と打って変わって、柔和な笑みを浮かべた。前トップ・桐生麻耶さんのラスト公演が新型コロナウイルス禍で延期され、2020年8月の就任予定が8カ月延びた。21年6月、大阪松竹座(大阪市中央区)の公演がお披露目となる。

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