吉野川にみせられた移住者たち 「自然体」でつかんだ心の豊かさ

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どこか懐かしい木造校舎の客室と野田さん=高知県大豊町の「みどりの時計台」で2021年4月28日午前10時30分、井上大作撮影
どこか懐かしい木造校舎の客室と野田さん=高知県大豊町の「みどりの時計台」で2021年4月28日午前10時30分、井上大作撮影

 1日の乗降客数は数百万人、駅から出ても人ばかり――。海も山も田んぼもない、そんな都会で暮らしていると息が詰まる。新型コロナウイルスが吹き荒れる昨今、もてはやされるのはリモートワークやワーケーションといった新しい働き方だ。今こそ田舎へ移住するチャンスではないか。もやもやする都市ワーカーを尻目に、既に一歩を踏み出したフロントランナーたちが四国のど真ん中にいる。

 高知県北部、愛媛や徳島との県境に広がる嶺北(れいほく)地域。西日本最高峰の石鎚山(標高1982メートル)を柱とする四国山地の南側にあり、「四国三郎」と呼ばれる吉野川が地域を貫く。アウトドア大手「モンベル」が拠点を置く自然に恵まれ、それにみせられた移住者をよく見かける。

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