「富士登山鉄道」 地元観光連盟が反対表明 「理念不明確」

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
山梨県が進める富士登山鉄道構想に反対の意向を表明する富士五湖観光連盟の堀内光一郎会長(富士急行社長)=富士吉田市で2021年5月21日午前10時10分、小田切敏雄撮影
山梨県が進める富士登山鉄道構想に反対の意向を表明する富士五湖観光連盟の堀内光一郎会長(富士急行社長)=富士吉田市で2021年5月21日午前10時10分、小田切敏雄撮影

 山梨県が進めている富士登山鉄道構想について、富士五湖観光連盟の堀内光一郎会長(富士急行社長)は21日に開いた連盟の総会で、「推進には反対する」と明言した。連盟は2015年に、登山鉄道整備を推進する報告書をまとめていたが、堀内会長は当時と状況が変わったとした上で「構想の理念、方向性、なんのために富士登山鉄道をやるのかが不明確だ」と述べた。構想を巡っては富士吉田市なども反対しており、県と地元との溝が深まっている。【小田切敏雄】

 富士吉田市であった総会には、富士五湖地方の5市町村の首長や各観光協会、観光会社代表らが出席。冒頭あいさつで堀内会長は、コロナ禍で外国人観光客が激減したことなどを踏まえ「特定の客に偏ることが危険だと実証された。幅広く多くの方々に来ていただけるのが富士山だ」と主張。富士登山鉄道について「限られた裕福な方々だけが富士山に行くことができ、富士山・富士五湖観光にとって悪い方向に向かっている」と反対する姿勢…

この記事は有料記事です。

残り577文字(全文991文字)

あわせて読みたい

注目の特集