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「世界一のセンターに」サントリー中村亮土 芽生えた主将の気概

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TLプレーオフトーナメント準決勝のクボタ戦で突進するサントリーの中村亮土=東大阪市花園ラグビー場で2021年5月16日、山崎一輝撮影
TLプレーオフトーナメント準決勝のクボタ戦で突進するサントリーの中村亮土=東大阪市花園ラグビー場で2021年5月16日、山崎一輝撮影

 ひたむきで泥臭いプレーが身上の仕事人は進化の途上にある。2019年ワールドカップ(W杯)日本大会で飛躍を遂げたセンター(CTB)の中村亮土(29)。ラグビー・トップリーグ(TL)の名門・サントリーで主将を務めた今季、壮大な目標を掲げて臨んでいた。

 鹿児島実高、帝京大で主将を務めた中村は今季、TLで最多5回の優勝を誇るサントリーの主将に就任した。ニュージーランド代表スタンドオフ(SO)のボーデン・バレットらタレントぞろいのチームをまとめ、「誇りに思えるチームを目指す。プロセスを大事にして優勝したい」と誓った。そして、「世界一のセンターになりたい」と口にしてきた。

 「世界一」を堂々と口にする前向きな姿勢が強さでもある。ある光景が思い起こされる。

 W杯日本大会の開幕まで7カ月となった19年2月22日。中村の姿は東京・秩父宮ラグビー場の薄暗い通路にあった。この頃…

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