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美園さくら「やってきたこと間違いじゃなかった」宝塚月組退団公演

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「最後まで成長し続けたい」と語る月組トップ娘役の美園さくら=兵庫県宝塚市で2021年4月19日午前10時19分、反橋希美撮影
「最後まで成長し続けたい」と語る月組トップ娘役の美園さくら=兵庫県宝塚市で2021年4月19日午前10時19分、反橋希美撮影

 宝塚歌劇団の月組トップ娘役、美園さくらが、宝塚大劇場(兵庫県宝塚市)で上演中の「桜嵐記(おうらんき)」で大輪の花を咲かせている。退団公演の今作は、トップ娘役として初めて大劇場に立った2019年の「夢現無双」から約2年ぶりの日本物。「プレッシャーに押しつぶされそうになっていたお披露目の時と違って、役に没頭できている」と充実感に満ちている。

 トップスターの珠城(たまき)りょう演じる南北朝時代の武将、楠木正行(まさつら)に思いを寄せる、女官の弁内侍(べんのないし)役を務める。家族を目の前でむごたらしく失い、報復に燃える役どころ。作・演出を手がける上田久美子に、自身の魅力を「硬質な部分」と指摘された。「心が壊れて硬くなっていた弁内侍が、正行との出会いで柔らかく、自由になっていく様子を表したい」。言葉通り、序盤はうつむき、うつろだった弁内…

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