特集

バイデン政権2021

第46代米大統領となったバイデン氏。分断された国内や不安定化する国際情勢にどう対応するのでしょうか。

特集一覧

短期解決より同盟固め優先 共同声明に具体策なく 米韓首脳会談

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
ホワイトハウスでバイデン米大統領(左)と会談する韓国の文在寅大統領=米国・ワシントンで2021年5月21日、AP
ホワイトハウスでバイデン米大統領(左)と会談する韓国の文在寅大統領=米国・ワシントンで2021年5月21日、AP

 バイデン米大統領と韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領は21日、初の会談後の共同記者会見で、北朝鮮と外交交渉を積み上げて核問題を解決する米国の「現実的アプローチ」を推進するとアピールした。ただ、共同声明では、過去の米朝や南北合意の尊重にとどまり、具体策はなし。北朝鮮政策の優先順位が低い米国と、過去の合意を政権のレガシー(遺産)にしたい韓国は、対話ムードの演出という最大公約数で思惑が一致したようだ。

 「70年以上前、米国と韓国の同盟関係は戦場で築かれた」。米韓首脳会談後に発表された共同声明は冒頭から、朝鮮戦争(1950~53年)の歴史に触れた。

 バイデン氏は会談に先立ち、朝鮮戦争で勇敢に戦った94歳の元米陸軍大佐の名誉勲章授与式に文氏を招いた。米軍を中心とする国連軍が韓国を、中国軍(志願軍)が北朝鮮をそれぞれ支援した朝鮮戦争は、現在も休戦状態にある。共に血を流した元兵士の式典で…

この記事は有料記事です。

残り2174文字(全文2567文字)

【バイデン政権2021】

時系列で見る

次に読みたい

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る
この記事の筆者
すべて見る

注目の特集