ひきこもりからの脱出 自分らしい生き方探すシェアハウスの仲間たち

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シェアハウスの前で談笑する(左から)峯上良平さん、入居者の福田葵さん、三浦彰久さん=和歌山県田辺市下屋敷町で2021年5月9日午後6時53分、竹内之浩撮影
シェアハウスの前で談笑する(左から)峯上良平さん、入居者の福田葵さん、三浦彰久さん=和歌山県田辺市下屋敷町で2021年5月9日午後6時53分、竹内之浩撮影

 ひきこもりを経験した一般社団法人「ギフテッド・クリエーティブ(GC)」代表の峯上良平さん(32)と、ニートだったメンバーの三浦彰久さん(30)が、和歌山県田辺市内で3軒のシェアハウスを運営している。かつての自分たちと同じように、生きづらさを抱える若者のための居場所には、県内外の11人が暮らし、働きながら立ち直りへの道を歩む。「失敗しても、やり直せる場所を作りたい」。2人の思いの裏には、たどってきた苦難の道のりがあった。【竹内之浩】

 同市出身の峯上さんは、高等専門学校を卒業した2010年、システムエンジニアとして大手IT企業に就職。だが「周りから良く見られたい」と無理を重ね、入社10カ月でうつ状態に。休職後に一度復職したものの、今度はそう状態が出て再び休職し、在籍約3年で退職せざるを得なかった。その後の約1年半は自宅にひきこもった。「人生はもう終わった」。当時の思いを振り返る。

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