障害者自立の現実描く 横浜で上映 6月4日まで 「個の尊厳 考えるきっかけに」 /神奈川

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
上映後にあいさつをする貞末麻哉子監督=横浜市中区で2021年5月22日、高田奈実撮影
上映後にあいさつをする貞末麻哉子監督=横浜市中区で2021年5月22日、高田奈実撮影

 重度障害者の自立をテーマにしたドキュメンタリー映画「普通に死ぬ~いのちの自立~」の上映が22日、横浜シネマリン(横浜市中区)で始まった。福祉問題を長く取材してきた貞末麻哉子監督は舞台あいさつで2016年に相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で発生した殺傷事件に触れ、「障害者一人一人の個の尊厳を考え直さなければ、同じような事件が起きるのではないか。問題を見つめ直すきっかけにしてほしい」と訴えた。【高田奈実】

 作品は、重度障害のある子を持つ親が立ち上げた静岡県の障害者施設を舞台に、当事者と家族を巡る現状を追った。11年に完成した「普通に生きる~自立をめざして~」の続編にあたる。前作から10年の歳月を重ね、介護を担っていた母親が病気で亡くなり、残された子供が地域社会でどう生きていくかという問題に直面する厳しい現実を描き出した。

この記事は有料記事です。

残り452文字(全文820文字)

あわせて読みたい

注目の特集