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神戸市須磨区で1997年に起きた小学生連続殺傷事件で、小学6年だった土師(はせ)淳さん(当時11歳)が殺害されてから24日で24年になる。父守さん(65)が報道各社に手記を寄せ、「淳への想(おも)いは変わることはない」と心境をつづった。
守さんによると、加害者の男性(38)から命日前に送られてきていた手紙は、2018年から途絶えている。手記では「なぜ淳が命を奪われなければいけなかったのか、私たちが納得するような真の解答を求め続けている」と訴えた。
加害男性は15年6月、遺族の承諾を得ず、事件の経緯などをつづった手記を出版。守さんは16、17年は手紙の受け取りを拒否した。守さんは「手紙を書くという作業は、事件に向き合うための重要な手段。私たちが受け取るかどうかとは関係なく、手紙を書いてほしい」と記した。
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