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「1年間、誰も殺さず普通に生きろ」と厳命された「伝説の殺し屋」(岡田准一)は、佐藤と名乗りアルバイト暮らしをしています。ある日、取引先で因縁の男(堤真一)に会います。表向きは子どもたちを守るNPOの代表、しかし裏では子どもたちを誘拐する犯罪者。さらに過去に佐藤が標的とした犯罪集団の生き残りだったのです。
スタントをほとんど使わなかったというアクションシーンは圧巻ですが、私の心を捉えたのは、物語の鍵を握る車椅子の少女・ヒナコ(平手友梨奈)が鉄棒でリハビリをするシーン。ヒナコはたまたま居合わせた佐藤に「歩けるようになる」と言われ、偽善だと突っぱねます。しかしその日以来、彼はずっと見守り続けます。最初は気味悪く思うヒナコですが、見守ってくれる人がいるという事実そのものが、困難に立ち向かう力となっていく…
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