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リニアの行方

リニア中央新幹線静岡工区を巡る、静岡県とJR東海のさまざまな動きを詳報します。

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20年度、電話など1707件 県に意見「肯定的」54% 最多は「環境保全」 /静岡

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 未着工のリニア中央新幹線南アルプストンネル静岡工区を巡り、県は建設に関して2020年度に寄せられた意見、提言などが計1707件あったと明らかにした。県に対する肯定的な意見が924件で54・1%を占めた。否定的な意見は686件(40・2%)、その他は97件(5・7%)だった。

 県によると、意見、提言は県広聴広報課、リニア問題を担当する県くらし環境部に電話、メール、手紙などで寄せられた。

 肯定的な意見の内訳は、自然環境(水資源を含む)の保全を要求が320件で最多。県(知事)の対応に賛同・支援259件▽リニア計画に疑問168件▽ルートの変更82件▽広報・情報発信の強化54件――の順に多かった。

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