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明治時代に夢見られた鉄道敷設計画に「京北鉄道」があります。京都から日本海側を結ぶ計画でした。この計画の失効を伝える1903(明治36)年の書類が国立公文書館(東京都)に残っています。夢破れた計画代表者は「澀澤榮一」と記されています。さて、誰のことでしょうか?
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新聞社・支局に寄せられる意見で困ってしまうものの一つに「漢字の字体をなぜ替えて載せたのか」というお小言があります。私も行く先々の職場でこれに直面しました。例えば、「私は櫻井です。桜井ではありません」「渡辺ではなく、渡邉です。邊? それも違います」などです。
4月に着任した、ここ京都も例外ではないと思います。そこで、説明させてください。少し長くなりますが、お許しください。
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