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ワクチン特許放棄、火花 米の方針転換、欧州不満

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ワクチン接種を受ける13歳の少女=米ミシガン州アナーバーで14日、AP
ワクチン接種を受ける13歳の少女=米ミシガン州アナーバーで14日、AP

 新型コロナウイルスのワクチンを接種できる国と、そうでない国。命に直結するワクチン格差が世界で深刻化する中、バイデン米政権が、途上国が訴えていたワクチン特許の一時放棄の提案を支持すると表明した。しかし、欧州を中心とする先進諸国と製薬業界はこれに反発。コロナとの闘いに不可欠なワクチンが「世界の公共財」になる日は来るのか。

 ワクチン接種は一部の先進諸国で本格化している。英オックスフォード大の研究者らが作るデータベースによると、13日時点で1回以上の接種を終えた人の割合(総人口比)は英国で53・2%、米国で46・23%、ドイツで35・74%。これに対し、途上国ではインド10・08%、南アフリカ0・77%など、先進国とは大きな差がある。

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