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LGBT差別発言 自民保守派は確信犯? 党内からも「非常識」

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自民党の内閣第1部会などの合同会議に臨む山谷えり子参院議員=東京都千代田区の同党本部で2021年5月24日午後4時40分、竹内幹撮影
自民党の内閣第1部会などの合同会議に臨む山谷えり子参院議員=東京都千代田区の同党本部で2021年5月24日午後4時40分、竹内幹撮影

 自民党は24日、党本部で内閣第1部会などの合同会議を開き、LGBTなど性的少数者が尊重される社会を実現するための「LGBT理解増進法案」の審査を行った。しかし、野党の賛成を得るための条文修正に保守派議員が猛反対し、会合は紛糾。最後はおおむね了承されたが、議論は約3時間半に及んだ。

 同法案を巡っては、自民党が作成した条文案の「目的」と「基本理念」に「差別は許されない」という文言を追加することで超党派議員連盟が合意。今国会中の成立を目指し、与野党が持ち帰って法案審査をしている。

 しかし自民党では「差別」の範囲が定かではないことなどを理由に、保守派が原案通りの国会提出を主張。この日の会合では超党派議連で交渉役を担った稲田朋美元政調会長が「理解増進という自民党らしい法案だ。寛容な保守として、傷ついている人たちが希望を見いだせるよう決断をお願いしたい」と懇願するなどして反対派を押し切った。

 国会では全会派が賛成する議員立法の場合、委員会審査を省略する慣例があるが、保守派は国会で自分たちの意見表明ができるよう党国会対策委員会に申し入れることを条件に、党内手続きを進めることを了解した。

 法案提出のめどが立つ一方で、党が頭を悩ませるのが…

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