米、金融緩和の「出口」視界に インフレ警戒、縮小議論が俎上に

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 ウォール街の標識(右)とニューヨーク証券取引所=11日(ゲッティ=共同)
 ウォール街の標識(右)とニューヨーク証券取引所=11日(ゲッティ=共同)

 米国で物価上昇が目立ち、予想以上のインフレ進行に警戒感が広がってきた。中央銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)は新型コロナウイルス禍からの景気回復を支えるために大規模な金融緩和を続けているが、内部では見直しが必要と緩和の「出口」を視界に入れ始めた。景気過熱の一因として緩和縮小を促す声が高まる可能性がある。

 「3年近く金利を引き上げられないかもしれないことを示唆する政策予測は、危険な自己満足を生み出している」。サマーズ元財務長官は18日、FRBが少なくとも2023年末まで事実上のゼロ金利政策を維持する見通しを今年3月に示したことを厳しく批判した。インフレのリスクを「過小評価している」とし、「景気過熱を抑えることに焦点を当てるべきだ」とくぎを刺した。

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