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ミャンマークーデター

ミャンマー国軍がクーデターを起こし、アウンサンスーチー氏らを拘束。市民や国際社会からは抗議と批判が相次いでいます。

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ミャンマー スーチー氏公判、初の対面方式 弁護団が拘束後初面会

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ミャンマー国軍系のミャワディ・テレビが報じた法廷でのアウンサンスーチー氏(左端)の写真=2021年5月24日、AP 拡大
ミャンマー国軍系のミャワディ・テレビが報じた法廷でのアウンサンスーチー氏(左端)の写真=2021年5月24日、AP

 ミャンマーの首都ネピドーで24日、国軍に拘束され輸出入法違反などに問われているアウンサンスーチー氏(75)の公判が初めて対面方式で開かれ、本人が出廷した。これまで公判は新型コロナウイルス対策などを理由にテレビ会議方式で開かれており、弁護団がスーチー氏と直接会ったのは2月のクーデター後初めて。また、ロイター通信によるとミャンマー国営テレビは同日夜、出廷したスーチー氏の写真を放映した。

 公判は非公開で、スーチー氏の自宅近くに臨時法廷が設けられた。地元メディアによると、弁護団は開廷前に面会。健康状態に問題はなく、スーチー氏が率いる国民民主連盟(NLD)について「人々のために結成された。人々がいる限り、NLDは存在するだろう」との国民向けメッセージを託されたという。次回公判は6月7日の予定。

 スーチー氏は輸出入法違反や国家機密法違反など6件で訴追されている。国軍が任命した選挙管理委員長のティンソー氏は21日、昨年11月の総選挙で不正があったとしてNLDを解党させると述べ、関係者の訴追も示唆した。

 一方、国軍のミンアウンフライン最高司令官は5月、香港フェニックステレビのインタビューに応じ、スーチー氏の政治的業績について「簡単に言うと、彼女はできることは既にやった」と述べた。さらに「多党制に基づく連邦国家建設を1年以内に実現したい」と語った。

 また、ミャンマーメディアは人権団体の発表を基にクーデター後800人以上が弾圧で死亡したと報じているが、ミンアウンフライン氏は「根拠がなく、実際の死者数は約300人だ」と主張した。同氏が海外メディアのインタビューに応じたのはクーデター後初めてとみられる。【バンコク高木香奈】

【ミャンマークーデター】

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