増加する「代理お見合い」 親同士だからこそ本音語れる?

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
代理お見合いでお互いの子を紹介し合う親たち=横浜市中区で2021年4月、池田直撮影
代理お見合いでお互いの子を紹介し合う親たち=横浜市中区で2021年4月、池田直撮影

 お見合いと言えば、一般的に男女が本人同士または両親同席で結婚を前提に初対面で会う場のことだ。しかし、近年は子の代わりに親同士が会う「代理お見合い」が増えているという。婚活サービスや結婚の形そのものが多様化するなかで、親同士はどのような思いを抱えて参加しているのだろうか。24歳独身の男性記者が、主催者の許可を得て会場を取材させてもらった。【池田直】

 4月上旬、横浜市中区の会議場に壮年の男女が約40人集まった。開始が告げられると、氏名代わりの番号札を首から下げた親同士が我が子を紹介し始めた。

 「我慢強い子なので、結婚生活でもうまくやっていけるんじゃないかと思ってるんですけど」。ある男性が息子の写真と経歴を見せながらそう話した。話しかけられた女性は「どうしても、娘の子どもが見たいと思ってしまったんですよ」と参加した理由をつぶやいた。話を終えた2人は、それぞれの子の情報が書かれた「身上書」を交換し、次のテーブルに移った。

 参加者の手元には、…

この記事は有料記事です。

残り1403文字(全文1826文字)

あわせて読みたい

注目の特集