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珠城りょう「力量試される」 宝塚月組「桜嵐記」で集大成の熱演

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 桜舞い散る舞台に立つ武士の姿は、りりしくも、はかない。宝塚大劇場で上演中の「桜嵐記(おうらんき)」で本拠地に別れを告げる月組トップスター、珠城(たまき)りょう。最後に演じる南北朝時代の武将、楠木正行(まさつら)は持ち味を存分に生かした、はまり役だ。トップに就任して5年。開幕前に「珠城りょうという男役の力量を試されている作品」と評していた役に、集大成の熱演を見せている。

 正行は、鎌倉幕府の倒幕に貢献した名将・正成(まさしげ)の息子。南朝の武将として、圧倒的な兵力を誇る北朝との戦いに挑む生き様が描かれる。信念に従い、負け戦へと突き進む正行に「不器用な生き方しかできない。一度こうと決めたことを貫いていく感じが私と似ている」と言う。

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