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県立春日部高校 卒業生「私の思い出」 /埼玉

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春日部高校の旧校門。1999年に現在の3代目校舎が完成した後もそのまま残された。後ろに広がる地域開放広場は市民が自由に散策、通り抜けできる=埼玉県春日部市で2021年5月23日、萩原佳孝撮影
春日部高校の旧校門。1999年に現在の3代目校舎が完成した後もそのまま残された。後ろに広がる地域開放広場は市民が自由に散策、通り抜けできる=埼玉県春日部市で2021年5月23日、萩原佳孝撮影

 本紙首都圏版「母校をたずねる」の県立春日部高校シリーズに、卒業生から多くの反響が寄せられました。「私の思い出」の一部を紹介します。【まとめ・萩原佳孝】

師に見守られ、友と 会社員、加藤武司さん(70)=1968年度卒、越谷市

 思い出深いのは現代国語を3年間教えていただいた堀越祥先生です。入部したバスケ部の顧問で3年生の時のクラス担任でした。入学早々の授業で「何か質問はないか?」と問われ、一同沈黙。直後先生に指名され、逆に質問されたが答えられず、立ち上がったまま頭が真っ白に。その時は意地悪教師かと思いましたが、皆に授業に取り組む姿勢を諭したのだと後で気がつきました。

 卒業翌年の70年の正月、ご自宅に招かれ訪ねたら、3年の時の級友・永岡洋治君がいて、2人で将来の夢を語り合いました。傍らで先生がこたつ布団にくるまってニコニコしながら聴いていました。僕は志の通り国交回復後の日本と中国を往来する仕事に就き、永岡君は農林省から衆議院議員に。とても残念なことに後に永岡君とは悲しい別れをすることになってしまいました。

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