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講談師・鱗林のぐるぐるりんりん

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伊藤祐道物語 武士からデパートへ!? /愛知

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挿絵 登龍亭獅篭(落語家)
挿絵 登龍亭獅篭(落語家)

 昨今何かと話題にあがる渋沢栄一さん。今年のNHK大河ドラマの主人公であり、武士であり官僚であり実業家と、さまざまな経歴を持ち、日本の資本主義の父とされ、2024年に1万円札の図柄になられるお方だ! 各地に功績は残されている。

 ネット検索で公益財団法人渋沢栄一記念財団にたどり着いた。「渋沢ゆかりの地 愛知」で調べると、1枚の写真を発見! 「渡米実業団一周年記念会 名古屋にて 明治43年4月9日」と記され、男女合わせて30人ほどが写った記念写真。ここまでだったら「へ~」で終わりますが、実はこの写真には、松坂屋の初代社長、伊藤次郎左衛門祐民(すけたみ)さんも写っているというのです! 「えっ!? あの生活と文化を結ぶ松坂屋は、渋沢さんとの縁も結んでいたとは……」

 これが分かったのは、揚輝荘(ようきそう)で開催されている企画展「渋沢栄一とその時代の人々」を見にいったからなのです。揚輝荘とは、大正から昭和にかけて祐民によって名古屋の覚王山に構築された別邸。現在は一般開放され、歴史的価値と庭園の美しさを楽しめる憩いの場となっております。

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