ヤングケアラー~幼き介護

子ども救済、急ピッチ 行政・地域、情報共有が不可欠 具体化へ、国が報告書

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支援策をまとめたプロジェクトチームの報告書
支援策をまとめたプロジェクトチームの報告書

 家族の介護や世話を担う子ども「ヤングケアラー」を巡り、厚生労働省と文部科学省の共同プロジェクトチーム(PT)は支援策をまとめた報告書を公表し、ようやく救済に向けた一歩を踏み出した。自治体も独自の調査に動き出すなど支援への熱が高まっているが、積み残された課題もある。【山田奈緒、三上健太郎】

 「これまで厚生労働省として調査しなかったこと、ヤングケアラーに着目した対策を打ってこなかったことが悔やまれる」

 全国の教育現場に対する初めての実態調査の結果を公表した4月12日のPT第2回会合で、山本博司副厚労相はこう述べ、支援の必要性を強調した。調査では中学2年の17人に1人、全日制高校2年の24人に1人がヤングケアラーであることが分かった。

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