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きょうのセカンドオピニオン

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ぶどう膜炎で白内障治療=答える人・大野重昭名誉顧問(愛心メモリアル病院眼科センター・眼科)

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大野重昭名誉顧問(愛心メモリアル病院眼科センター)=本人提供
大野重昭名誉顧問(愛心メモリアル病院眼科センター)=本人提供

 Q ぶどう膜炎で白内障治療

 視力が落ち、生活に支障が出ています。白内障の診断を受けましたが、ぶどう膜炎を患っており、手術は難しいと診断を受けました。(滋賀県、女性、84歳)

 A 投薬で炎症抑え、手術の時期見極め

 目の中にあって、光の量やピントをそれぞれ調整する虹彩と毛様体、眼球に栄養を与える脈絡膜を総称して「ぶどう膜」と呼び、これが炎症を起こす病気がぶどう膜炎です。細菌やウイルスなど外因によって生じる「感染性」と、免疫異常のサルコイドーシスなど内因によって生じる「非感染性」があります。日本人患者の7割以上が非感染性です。

 治療法は、感染性と非感染性で異なります。感染性の場合、まずは細菌なのか、ウイルスなのか原因を特定します。そのうえで、細菌なら抗菌薬を、ウイルスなら抗ウイルス薬を目の患部に点眼したり、体内に注入したりします。非感染性なら、抗炎症作用のあるステロイド薬を患部に点眼したり、体内に注入したりします。免疫異常の症状があれば、どんな免疫異常か検査で調べたうえで、免疫抑制剤などを使います。その場合は、内科やリ…

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