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東日本大震災

2011年3月11日に発生した東日本大震災。復興の様子や課題、人々の移ろいを取り上げます。

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孤独死への恐怖、悩む住人 復興住宅「独居の高齢者ばかりに」

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家賃の通知書に目を落とす女性。5月から一人暮らしになった=仙台市で2021年4月14日午後5時6分、深津誠撮影
家賃の通知書に目を落とす女性。5月から一人暮らしになった=仙台市で2021年4月14日午後5時6分、深津誠撮影

 仙台市若林区の災害公営住宅(復興住宅)に入居する女性(81)は5月上旬、50代の次男と別居し、一人暮らしになった。次男の昇給によって「政令月収」(控除後の所得)が入居基準の15万8000円を超える収入超過世帯となり、別居しないと数年後に家賃が20万円近くまで跳ね上がるためだ。「面倒を見てくれる子供と離れ、復興住宅は一人暮らしの高齢者ばかりになる。孤独死が怖い」。東日本大震災から10年が経過しても住まいの悩みは続いている。

 女性は、震災の津波で同区荒浜地区の自宅が流され、1カ月後に夫を病気で亡くした。次男と2人で5年近く仮設住宅で暮らした後、2016年春から復興住宅の4K(65平方メートル)に住んでいる。

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