東名高速あおり事故死巡りデマ 投稿者の控訴棄却 福岡高裁

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
福岡高裁などが入る庁舎=福岡市中央区六本松で2018年8月20日、平川昌範撮影 拡大
福岡高裁などが入る庁舎=福岡市中央区六本松で2018年8月20日、平川昌範撮影

 2017年に神奈川県の東名高速道路であおり運転を受けた夫婦が死亡した事故を巡り、無関係の会社をインターネット上で中傷したとして名誉毀損(きそん)の罪に問われた投稿者の男性被告(54)=埼玉県川越市=の控訴審判決が26日、福岡高裁であった。半田靖史裁判長は、罰金30万円とした1審・福岡地裁小倉支部判決(20年12月)を支持し、控訴を棄却した。

 1審判決によると、被告は17年10月、あおり運転をしたとして自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)などの罪に問われた福岡県中間市の石橋和歩被告(29)=1審で懲役18年、控訴審は横浜地裁に差し戻し=が逮捕された後、石橋被告と同じ姓が会社名にある関係のない北九州市の建設会社の情報が掲載されたサイトにつながるURLと「これ?違うかな。」という書き込みをインターネット掲示板に投稿するなどした。

 控訴審で弁護側は、投稿が名誉毀損に当たると認定した1審判決には事実誤認があるとして、改めて無罪を主張していた。

 デマ投稿を巡っては、書類送検された11人全員が不起訴となったが、小倉検察審査会の議決を踏まえた再捜査で被告が起訴された。【成松秋穂】

あわせて読みたい

注目の特集