「北海道・北東北の縄文遺跡群」 20件目の世界文化遺産登録へ

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「大湯環状列石」内にある万座環状列石近くで復元された建物=秋田県鹿角市で2021年4月25日、佐藤岳幸撮影
「大湯環状列石」内にある万座環状列石近くで復元された建物=秋田県鹿角市で2021年4月25日、佐藤岳幸撮影

 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産として日本が推薦していた「北海道・北東北の縄文遺跡群」(北海道と青森、岩手、秋田の3県)について、ユネスコの諮問機関「国際記念物遺跡会議」(イコモス)が、「登録が適当」とユネスコに勧告した。文化庁が26日、発表した。

 7月16~31日にオンラインで開催されるユネスコ世界遺産委員会で登録が決定される見通し。正式に決まれば、国内の世界文化遺産は2019年登録の「百舌鳥・古市古墳群」(大阪府)に続いて20件目となる。世界自然遺産は「小笠原諸島」(東京都)など4件が登録されており、「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」(鹿児島、沖縄両県)も今年登録される見通しとなっている。

 縄文遺跡群は、縄文時代を代表する大規模集落跡「三内(さんない)丸山遺跡」(青森市)▽大規模なストーンサークルとして知られる「大湯環状列石」(秋田県鹿角市)▽地面に竪穴を掘り、その土を周囲に環状に積み上げた「キウス周堤墓(しゅうていぼ)群」(北海道千歳市)――など17遺跡からなる。約1万年間続いた縄文時代に、狩猟、採集、漁労による定住生活が確立し、発展していった過程を伝えている。イコモスは勧告で「…

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