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がん検診、受けに来て コロナ感染恐れ、20年は3割減 知らぬ間に進行、高まるリスク

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乳がん検診で使われるマンモグラフィー=東京都新宿区で2020年10月、熊谷豪撮影
乳がん検診で使われるマンモグラフィー=東京都新宿区で2020年10月、熊谷豪撮影

 新型コロナが流行し出した昨年3月から、がん検診を控える人が増えたという。病院での感染を恐れたためだが、がんが進行して命の危険にさらされるケースも。病院関係者は「感染対策は十分。がん検診を受けに来て」と訴えるが……。コロナか、がんか。難しい判断を迫られる受診者たち。医療関係者が危惧する最悪のシナリオとは。【小川祐希、中川友希】

 消化器内科医の斎藤宏章さんは、勤務する仙台厚生病院で今年、手術を受けた2人の患者が忘れられない。1人は70代の男性。血便と急な強い腹痛を訴え、救急車で運ばれてきた。大腸がんが進行してがん組織が腸の内部を塞ぎ、腸壁には一部で穴が開いていた。腸から漏れ出した便で腹腔(ふくくう)内が汚染されたため、命の危険から緊急手術へ。大腸の穴が開いた部分を切除し、人工肛門を作った。

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