香港 選挙制度見直し条例案を可決 習近平指導部、民主派排除 

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香港の立法会庁舎。そばには中国国旗と香港特別行政区旗が翻る=香港・金鐘で2019年6月17日、福岡静哉撮影
香港の立法会庁舎。そばには中国国旗と香港特別行政区旗が翻る=香港・金鐘で2019年6月17日、福岡静哉撮影

 香港の立法会(議会)は27日、選挙制度の見直しに関する条例改正案を賛成多数で可決した。民主派を選挙から徹底的に排除する内容。31日に施行される。中国の習近平指導部が重視する「愛国者による香港統治」が実現することになる。

 習指導部は、2020年6月に施行した香港国家安全維持法(国安法)によって、香港の治安を統制下に置いた。今回の選挙制度見直しによって、香港の政治を完全に掌握することになる。香港に高度な自治を認めた1国2制度は事実上、終わりを告げた形だ。

 条例改正に基づき、立候補の可否を決める「資格審査委員会」が設置される。同委が「愛国者」と認めた人だけが出馬資格を与えられる。香港の憲法に当たる香港基本法で保障された被選挙権は骨抜きとなる。

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