東京のコンサル会社 非常食にも子ども用 /千葉

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
寄贈された食育防災食「エミール」。手巻きずしの材料のノリやツナ缶、アルファ米などが入っている=千葉県市川市のアルタキッズ妙典園で2021年5月14日、真田祐里撮影
寄贈された食育防災食「エミール」。手巻きずしの材料のノリやツナ缶、アルファ米などが入っている=千葉県市川市のアルタキッズ妙典園で2021年5月14日、真田祐里撮影

 災害時に保育園などから帰宅できなくなった子どもたちの食事への不安や不満を軽減しようと、東京都内の保育施設向けコンサルティング会社が、食育防災食の販売を始めた。県内の保育施設で14日、トライアルセットが寄贈され、「保育士や子どもたちにとって心強い」という声が聞かれた。【真田祐里】

保育施設で楽しく訓練

 開発したのは、食育を中心に保育施設のブランディングなどを手がける「ザ・テイク」(東京都目黒区)で、商品名は「エミール」。代表の添田武彦さん(49)は「防災用の非常食は備蓄優先で、子どもたちが食べられることが前提となっていない」と指摘する。

 同社は2月、宮城県南三陸町の保育園で2011年の東日本大震災時の実態調査を行った。道路が分断され、保護者が迎えに来るまでに3~4日かかったといい、「備蓄していたアルファ米や乾パンを子どもたちが食べてくれなくて焦った」「非常事態で普段見慣れていないものに子どもが拒否反応を示した」という声を聞いたという。

この記事は有料記事です。

残り504文字(全文926文字)

あわせて読みたい

注目の特集