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金言

欧州総局長、外信部長などを歴任した小倉孝保論説委員のコラム。

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ホームズと英仏関係=小倉孝保

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 英作家、アーサー・コナン・ドイル(1859~1930年)は誰をモデルにシャーロック・ホームズを作ったのか。数ある説の中には、米作家のポーが描いた探偵、デュパンやドイルの大学の恩師、ベル博士などがいる。

 そしてもう1人、主にフランスのシャーロキアン(ホームズ愛好家)が唱えているのが、推理小説「マクシミリアン・エレールの冒険」の主人公である。

 仏作家、アンリ・コーバンの描いた哲学者、エレールは長身で細身の体形、気難しく物憂げだ。確かにホームズに似ている。犯罪史に詳しく、相棒を信頼し、変装を得意とする点もそっくりだ。

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