特集

入管・難民問題

国外退去処分になった外国人の入国管理施設での扱いが注目を集めています。難⺠に厳しいと言われる日本。人権は守られている︖

特集一覧

入管施設で「6人部屋に17人監禁」 大阪の元収容者ら損賠提訴

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
大阪地裁=大阪市北区で、曽根田和久撮影
大阪地裁=大阪市北区で、曽根田和久撮影

 大阪出入国在留管理局(大阪市住之江区)に収容された17人が3年前、6人部屋に24時間以上にわたり不当に監禁されたとして、うち4人が国に計約300万円の賠償を求める訴えを大阪地裁に起こした。提訴は20日付。

 訴えたのは、ナイジェリアやパキスタン、ペルー国籍の男性4人。在留資格を失うなどして収容され、いずれも2020年5月までに仮放免になった。

 訴状によると、17人は18年6月17日午前11時半ごろ、広さ20平方メートルほどの定員6人の部屋で、施設の医療体制の不備について話し合っていた。各部屋を自由に行き来できる時間を過ぎたとして、職員から自室へ戻るよう指示された。「もう少し待って」と頼んだが、そのまま施錠された。

この記事は有料記事です。

残り174文字(全文484文字)

【入管・難民問題】

時系列で見る

関連記事

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月

ニュース特集