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27日午後11時55分ごろ、愛媛県今治市沖の来島(くるしま)海峡で、プリンス海運(神戸市)が運航する大型貨物船「白虎(びゃっこ)」(1万1454トン)と、マーシャル諸島船籍のケミカル船「ウルサン パイオニア」(2696トン)が衝突した。白虎は転覆して約2時間50分後に沈没。乗組員12人のうち船長ら3人が行方不明で、今治海上保安部(今治市)が捜索している。来島海峡は潮流に応じて航路が変わる特殊な海域で、現場は航路が交差する地点。同保安部は針路変更の際に両船が衝突した可能性もあるとみて、業務上過失往来危険などの疑いで調べている。
同保安部によると、行方不明となっているのは、船長の佐藤保さん(66)=山形県鶴岡市▽1等機関士の小川有樹さん(27)=北海道北斗市▽2等機関士の上畠(かみはた)隆寛さん(22)=鹿児島県枕崎市。他の乗組員9人は救助されたが、うち2人は鎖骨骨折などの重軽傷を負った。
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