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県内の河川で30日から順次、アユ釣りが解禁される。しかし、アユなど川魚の食害が問題化しているカワウの巣が、県内では2020年度までの過去5年間で3倍弱に増加していることが県の調査で分かった。各漁協はアユの稚魚を放流する一方、ロケット花火でカワウを追い払うなどしているが、有効な対策がないのが実情だ。【堀菜菜子】
県自然保護課によると、巣の数は2016年度に県内6カ所で計202巣を確認。その後も認知数は増加し、20年度は11カ所で計576巣に上った。河川に関わる漁協をまとめる全国内水面漁連(東京都)の担当者は「餌を求めて他の場所から移動してきたのではないか」とみる。
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