米・増えるアジア系への憎悪犯罪/上 トランプ氏が扇動「コロナ黄禍論」 和泉真澄・同志社大教授に聞く

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アジア系住民へのヘイトクライムに抗議する集会で「差別主義者の暴力を止めよう」などと書かれたボードを持つ家族連れ=米西部カリフォルニア州ロサンゼルスで2021年3月13日、福永方人撮影
アジア系住民へのヘイトクライムに抗議する集会で「差別主義者の暴力を止めよう」などと書かれたボードを持つ家族連れ=米西部カリフォルニア州ロサンゼルスで2021年3月13日、福永方人撮影

 米国でアジア系住民に対するヘイトクライム(憎悪犯罪)が増えている。ニューヨークやカリフォルニアでアジア系の高齢者への暴行が相次ぎ、今年3月にはジョージア州でアジア系のマッサージ店が銃撃されて6人の女性が死亡した。なぜアジア系がターゲットにされるのか。移民研究が専門の同志社大グローバル地域文化学部の和泉真澄教授と考えた。【國枝すみれ】

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