実は香川に次ぐ2位…メード・イン・サイタマ大賞に「肉汁うどん」

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「Made in SAITAMA優良加工食品大賞2021」で大賞を受賞した岩崎食品工業の「埼玉名物肉汁うどん」と神田広人社長=埼玉県蓮田市閏戸で2021年5月17日、萩原佳孝撮影 拡大
「Made in SAITAMA優良加工食品大賞2021」で大賞を受賞した岩崎食品工業の「埼玉名物肉汁うどん」と神田広人社長=埼玉県蓮田市閏戸で2021年5月17日、萩原佳孝撮影

 埼玉県産の農林水産物を活用した加工食品をPRするため、県が今年から始めた「Made in SAITAMA優良加工食品大賞2021」の大賞に、35点の応募の中から岩崎食品工業(蓮田市)の「埼玉名物肉汁うどん」が選ばれた。【萩原佳孝】

のど越し、汁と相性よく

 県産小麦「あやひかり」を使用した乾麺のうどん、弓削多醤油(坂戸市)のしょうゆをベースにした肉のうまみのある特製つゆが特徴。審査では「麺がなめらかでのど越しがよく、汁との相性もいい」「常温で、お土産に最適」などと評価された。

 埼玉は、香川に次ぐ全国2位の生産量を誇るうどんの県。豚肉入りの温かいつゆに、冷たいうどんをつけて食べる「肉汁うどん」は年間を通して愛される郷土料理だが、埼玉名物と知らない県民も多い。これを知った神田広人社長が「何とか広めていきたい」と考えたのが商品化のきっかけという。

 同社は老舗の製麺業者。5年ほど前、まず生麺で商品化し、スーパーなどで販売したが、あまり売れなかった。そこで、自社工場敷地で月1回、直売会を開催したところテレビなどで取り上げられ人気商品に。今回大賞を受賞した乾麺タイプは、2019年7月、新設された東北自動車道(上り)蓮田サービスエリアのフードコートに直営店を開くにあたって、「お土産用に日持ちのする商品を」と考案した。

 新型コロナで昨年は売り上げが大きく落ち込んだが、今年に入り、改めて人気テレビ番組で取り上げられたり、今回の大賞に選ばれたりしたことから、売り上げも急回復しているという。同社は肉汁うどん普及のために専用のキッチンカーを導入し、イベントなどへの出店なども始めた。

 神田社長は「埼玉が名実ともに『東の横綱』となれるよう、うどん食文化をさらに広めていきたい」と話している。

 「埼玉名物肉汁うどん(乾麺タイプ)」は3人前つゆ付き1箱864円(税込み)。つゆに豚肉や長ネギを加えて食べるのがお勧めという。

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