特集

大坂なおみ(テニス)|東京オリンピック

「うつ」告白からの復帰戦。精神的な不安は完全に癒えるはずもないが、母国日本での五輪に参加したい思いがある

特集一覧

杉山愛さん「会見は選手がコントロールできる」 大坂なおみへ助言

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
杉山愛さん=東京都港区で2017年2月7日、森田剛史撮影
杉山愛さん=東京都港区で2017年2月7日、森田剛史撮影

 女子テニスの大坂なおみ選手(23)=日清食品=が全仏オープンの記者会見を拒否したことについて、元プロテニスプレーヤーの杉山愛さん(45)はどう受け止めたのか。自身の現役時代を振り返りながら、会見の持つ意味や対応などを語った。【聞き手・浅妻博之】

 記者会見を拒否した場合に罰金が科せられるのは厳しい気もするが、それだけ重要だということ。大会の賞金は年々上がっている。放映権を持つテレビなどメディアが世界に発信しているからこそ大会の価値も上がってきた。特にトップ選手は優遇されている面もあり、メディアに答えるのは責任の一つだと思う。

 現役時代に聞いた印象に残っている言葉がある。4大大会での選手ミーティングの時、(女子テニス協会創設者の)ビリー・ジーン・キングさんが「会場に足を運ばれる方に限りがあるが、メディアを通して試合や自分の言葉が発信されるので、大事に付き合っていきましょうね」と語ったものだ。だから自分の中では、記者会見は当たり前の責務という捉え方だった。そうした教えがあったからこそ、女子テニス界は高い地位を築くことができたと思う。

 記者会見に臨む選手のつらい気持ちはよく分かる。…

この記事は有料記事です。

残り837文字(全文1332文字)

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る
この記事の筆者
すべて見る

注目の特集