- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷
女子テニスの大坂なおみ選手(23)=日清食品=が自身のツイッターで31日、全仏オープン(パリ)の棄権を表明し、うつであることを告白した。4大大会で優勝して注目度が高まった3年前から記者会見などで大きな不安に襲われ、ストレスを抱えてきたという。重圧と向き合うスポーツ選手らの心のケアをどう図るべきか。スポーツ心理学が専門の遠藤俊郎・山梨学院大スポーツ科学部長に聞いた。【聞き手・小林悠太】
スポーツ選手に限らず、多くの人にとってうつは特別なものでない。ストレスを処理できずに自らを追いこむと発症する。アスリートは大変なストレスの中で競技生活を送っている。一流選手は「精神的に強い」と思われているが、「自分はこんなはずじゃない」と自らを追いこむことが、うつにつながることもある。
大坂なおみ選手は…
この記事は有料記事です。
残り302文字(全文649文字)