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野党共闘 頂上見える? 仲介役、山口二郎・法政大教授に聞く

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法政大の山口二郎教授=東京都千代田区で2017年10月5日、宮間俊樹撮影
法政大の山口二郎教授=東京都千代田区で2017年10月5日、宮間俊樹撮影

枝野氏本気、あとは発信力 共通政策は憲法・原発なしで

 与党は4月にあった三つの国政選挙の補選・再選挙で全敗し、コロナ禍を抑え込めずに批判もやまない。野党とすれば、支持率の上がらない菅義偉政権を追い込む好機到来である。ところが、次期衆院選に向けた野党候補の一本化調整が遅れ、呼吸はイマイチらしいのだ。実際、どうなっているのか。野党共闘の仲介役を担うあの人に聞いてみた。

 「英米など海外でワクチン接種が急ピッチで進んでいる国もある中、日本はOECD(経済協力開発機構)加盟国でも最低レベル。菅政権の新型コロナウイルス対応が失敗していることは明らかです」。こう切り出したのは、法政大法学部教授の山口二郎さん(62)だ。2009年に誕生した鳩山由紀夫内閣で主に外交政策を担当するなどブレーンとして汗をかいた。下野後は政党とは多少の距離を置きつつ、現在も立憲民主党や国民民主党、共産党などの野党共闘の仲介役を担う「市民連合」の運営委員として活動中。いわば野党応援団の政治学者だ。

 辛辣(しんらつ)な政権批判はノンストップである。「そもそも自民党政治は、失敗しても誰も責任をとらない、科学的な知見をきちんと政策に反映させない、情報公開をしない。あしき日本モデルの政治なんです。…

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