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性的少数者を法的支援 偏見のない世の中に 弁護士・仲岡しゅんさん /大阪

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ハイヒールやバッグが飾られ、明るい雰囲気の事務所で仕事をする仲岡しゅん弁護士=大阪市で、芝村侑美撮影
ハイヒールやバッグが飾られ、明るい雰囲気の事務所で仕事をする仲岡しゅん弁護士=大阪市で、芝村侑美撮影

 「困っている人にとって、自分の存在がいざというときの目印になればいいなと思う」。女性や性的少数者(LGBTQなど)の権利擁護に関する訴訟を手掛ける一方、法改正の必要があると考えれば、改正を求める署名の呼び掛け人となり、国会の議員連盟に要望活動もする。幅広い活動に取り組む弁護士だ。

 自身は生まれ持って割り当てられた性とは異なる性で生きる「トランスジェンダー」で、男性として出生したが、女性として弁護士登録。今は法律事務所の経営者となり、所属する弁護士らから「しゅんちゃん」と呼ばれる。「トラブルがあって依頼に来られる方が多いので、せめて事務所は風通し良く、明るい雰囲気にしたい」と語る。

 学生時代は、学校やテレビの影響で「男は男として生きるもの。女性と結婚して家庭を持つのが当たり前」と刷り込まれていた。内気で真面目な性格ゆえ、性の考え方に違和感を覚えながらも「疑ってはいけない」と思い、克服しようと無理にひげを生やしたこともあった。

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