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「世界一美しい形」35歳の素顔 空手パワハラ疑惑の後任

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空手の技術を実演して解説する元世界女王の宇佐美里香さん=東京都武蔵野市のちゃんぷ空手倶楽部で2020年3月8日、宮間俊樹撮影
空手の技術を実演して解説する元世界女王の宇佐美里香さん=東京都武蔵野市のちゃんぷ空手倶楽部で2020年3月8日、宮間俊樹撮影

 東京オリンピック前に起きた空手界のパワハラ騒動。竹刀を用いた練習で東京五輪代表の植草歩にけがをさせた香川政夫氏に代わって強化委員長に就任したのは、元世界女王の宇佐美里香さん(35)だ。伝統を重んじる武道界で、指導に科学の視点を導入した。

 2012年、空手強豪国フランスのパリで行われた世界選手権。仮想の敵との攻防を演武する「形」に出場し、りんとした表情から繰り出すキレのある技で優勝した。演武終了後には会場を埋めた目の肥えたファンからスタンディングオベーションでたたえられた。その様子を配信した動画投稿サイト「ユーチューブ」の再生回数は今では1700万回を超え、「世界一美しい形」と評された。

 引退から8年。五輪開幕まで2カ月あまりでの突然の強化委員長就任の打診に、「思ってもいなかったので、驚きました」と宇佐美さん。当初は自分にできるのか不安があったが、周囲から「年も近いし、しっかりサポートできる。何かあったら支えるから」と声をかけられて覚悟が固まった。空手界で女性として初の強化トップ就任にも「性別は意識していません。自分にしかできないことがある。背伸びしないで、自分のできることをやり…

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