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愛媛県今治市沖で外国船と衝突した大型貨物船が沈没し、3人が行方不明になった事故は、3日で発生から1週間。海上保安庁が捜索を続けているが、水深が深く、潮流も速くて長時間潜水できない。船内はまるで「迷路」(関係者)のようだといい、船長ら2人は見つかっていない。事故では外国船が貨物船の左舷に衝突した可能性が強まっており、海保などが詳しい経緯を調べている。
事故は5月27日午後11時55分ごろ、瀬戸内海の来島(くるしま)海峡付近で起きた。プリンス海運(神戸市)が運航する貨物船「白虎(びゃっこ)」(1万1454トン)と、マーシャル諸島船籍のケミカル船「ウルサン パイオニア」(2696トン)が衝突。白虎が転覆し、水深約60メートルの海底に逆さまに沈んだ。
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