稚内・露拿捕 「小銃装備兵が監視」 漁船乗組員証言 /北海道

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷

 稚内市沖のオホーツク海でロシア当局に拿捕(だほ)され、極東サハリンに連行された底引き網漁船「第172栄宝丸」(160トン、14人乗り)の男性乗組員が共同通信の取材に「目出し帽をかぶり、腰に拳銃、肩から自動小銃を下げた兵士に見張られている」と現状を明かした。船員たちは「船内の寝台で休んだり、談笑したり」しており、落ち着いた様子だという。

 LINE(ライン)で取材に応じた男性は拿捕直前の様子も説明。5月28日午前10時ごろ、船内の作業場で魚の選別作業をしていると船体に強い衝撃があった。混乱しているうちに甲板から煙が上がり、立て続けに船体後部に実弾2発を撃ち込まれたという。停船すると、武装した警備兵ら5人が黒いタグボートから乗り移り、乗組員を集めて「動くな」と英語で指示。乗組員たちは食堂から出るのを禁じられた。

この記事は有料記事です。

残り198文字(全文556文字)

あわせて読みたい

注目の特集