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福井の「40年超原発」再稼働 未来図なき同意の不条理=岩間理紀(福井支局)

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「40年超原発」の再稼働準備が進む関西電力の美浜原発3号機(右上)。(左下から)1、2号機は廃炉作業が進む=福井県美浜町で2020年10月20日、本社ヘリから木葉健二撮影
「40年超原発」の再稼働準備が進む関西電力の美浜原発3号機(右上)。(左下から)1、2号機は廃炉作業が進む=福井県美浜町で2020年10月20日、本社ヘリから木葉健二撮影

 運転開始から40年を超える関西電力美浜原発3号機(福井県美浜町)、高浜原発1、2号機(同県高浜町)の再稼働に4月28日、同県の杉本達治知事が同意を表明した。関電は美浜3号機を6月23日に再稼働させる予定で、2011年の東京電力福島第1原発事故後に原発の運転期間が「原則40年、最大で延長20年」に定められて以降、「40年超原発」の再稼働は国内で初めてとなる。

 私は県政担当記者として、地元の再稼働同意への過程を取材してきた。数年前には、国の原子力規制委員会も担当し、原発を巡る一連の流れを見続けてきた。その上で訴えたいことがある。原発への依存から他の選択肢が事実上ない地元に同意を迫り、「自ら選んだこと」として政策を押しつけるこの国の不条理だ。

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