エレベーター死亡事故15年 二重ブレーキ普及進まず 被害者母「歯がゆい」

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15年前のエレベーター事故で亡くなった市川大輔さんの写真を見つめながら話す母の正子さん=東京都港区で2021年6月1日、前田梨里子撮影
15年前のエレベーター事故で亡くなった市川大輔さんの写真を見つめながら話す母の正子さん=東京都港区で2021年6月1日、前田梨里子撮影

 東京都港区のマンションで2006年、都立小山台高2年の市川大輔(ひろすけ)さん(当時16歳)が、シンドラーエレベータ社製のエレベーターに挟まれて死亡した事故から3日で15年。エレベーター事故をなくすため、母正子さん(69)は「二重ブレーキ(戸開走行保護装置)」の普及を訴えるが、全国のエレベーターへの取り付け率は3割に満たない現状がある。

 事故は06年6月3日、市川さんがマンション12階でロープ式のエレベーターから降りようとしたところ、扉が開いた状態で突然エレベーターの籠が上昇したことで起きた。国土交通省の事故報告書によると、原因はブレーキの摩耗とされた。

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